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めがね君、本屋に愛を探しに行く

20代でいられるのも
残りわずかになってきた、このごろ‥。
いい年こいても、まだ青い自分がいます

「愛とは、なんぞや?」と
昨日、とつぜん悩んでしまったので
近所のパルコブックセンターに行きました

お目当ては、写真集のコーナー。

最近、読んだ写真批評のブログで取り上げられていた
作品を中心にチェック
(肝心の、そのブログのタイトルは忘れてしまいました‥)

アラーキーの
『センチメンタルな旅 冬の旅』

藤代冥砂の
『もう、家に帰ろう』

島尾伸三
『まほちゃん』

以上、3点を購入。
家に帰って勉強することに。
上記2点は、カメラマンと奥様の日常。
まほちゃんは、父ー娘(家族)の幼少の記録。

ちなみみアラーキーの写真で
陽子さん(いい名前だ)が棺に入っている写真を観て
思わず店頭の棚の前で、涙がこぼれました。

家に帰って、ベットに横になって
ゆっくりページをめくっていく。

妻の死期が近づき、それに伴い
愛猫チロが、さみしそうにする様が
荒木氏自身のようでもあり、
別れの日の観覧車が、曼荼羅のようでもあり。

最後、遺骨を持って、電車に乗る氏の写真も
ぐっときました。

そういえば、
先々月くらいに、ボクが新宿のゴールデン街で飲んでいて
その帰りにふらふらと、区役所通りを歩いていた時のこと。

たまたま、スーツに、解禁の赤シャツの電撃ネットワーク似の
オヤジが美女を連れてスナックに行くとこを発見しました。
たぶん、ご本人だったかもしれません。

オーラが出てて、たいへん格好良かったです。
たぶん、モテるんだろうな〜。


「家に帰ろう」のモデル/田辺あゆみは
実は、あまりよく知らなかったんですが
読んでいて、パリコレにも出たことがある方だと
分かりました。また世田谷の砧付近の写真が多く
まだ行ったことはないけど、そこの住人のような
感覚を覚えます。

車を運転している横顔が一番美しかった
あと、花粉症で重装備している春の日の写真

昔、すごい好きだった年上のスタイリストさんに
少し似ているような気がしました。

冥砂さんは、ちと、リリーさん似ですね。
やっぱりすごいモテそう。

まほちゃんは、美人さんになった大人の姿がたまに
『リラックス』で見れますよね。
それと、小さいころの対比で、幼少時のわんぱくぶりに
パパ視線で、うっとりします。

「貧乏で、家にテレビが無くて
毎日、お隣の家のテレビを双眼鏡で見ていた」
らしいです。音がなくて、映像だけってのが
子供心にも、だいぶ刺激的だったようです。

YUKIの写真とかラフォーレの広告で有名な
ボクが好きな、アートディレクターの野田凪も
似たような経験があったと
デイズドエキサイトのインタビューで答えて
いましたね。

しかし、パパの伸三さんのコメントも
秀逸で、子供を授かっても、自分は
フワフアして、無責任で、無収入で、
奥さんとの生活も、あまり続ける気が
なかった‥。と、さらっと言ってしまうところです。

けど、そのあとすぐに、現在まで続く
ラブラブぶりを告白します。
「ねえ、一緒に歳を重ねましょうよ。
お願いします。信仰にもとる快楽などより
あなたと(これからも)抱き合っていたいのです」

たぶん、伸三さんも、モテたんだろうなあ。
そして今も。

‥‥愛について、考えたのは
さっきから、書いている
モテるとかモテないとか
受け身の感覚ではなく
自分が、人を愛するという気持ちのことです

でも、その答えがでるのは
もうちっと先かな〜
あと一週間くらい
こんなんグダグダ考えています

今日はいい天気です
by robby2004 | 2004-08-06 08:54 | 本、コミック
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